新人の方が抱える不安はたくさんありますよね。
新しいことを始めようとすると、不安や恐怖で気持ちが重くなる、、、。
解決法があればいいな、、、。
そう思っていませんか?
新人が新しいことを始めようとすると、不安になる。
これは恥ずかしいことではなく、誰にでも直面することです。
これは僕が新人の頃ですが、何か新しいことを始める当日の朝、まるで時計の電池が切れていたことに気づいたときのような焦りにも似た、言葉にできない不安な気持ちに駆られたことがありました。
布団から出れないというか、気分が重たくなるというか、もうすべてが嫌になっていく時期があり、こんな思いをするくらいなら、いっそのことやらくてもいいのではないか。
面倒だな、本気で逃げたいな、そう何度も頭のなかで考えるんのですが、どうにか身体を動かして行動していたことがあります。
解決する方法はなんだと思いますか?
それは、「まだ起こってもいないことを自分勝手にイメージしないこと」です。
まだ行動する前から不安や恐怖に悩まされるのは、あなたのなかで勝手なイメージを創り上げているからです。
新人は新しいことを始めると不安になる
新人が新しいことを始めると不安になる、恐怖を覚える。
これは仕方がないことなのだと、後から知りました。
なぜなら「人間には本能的に自身の身に降りかかるリスクを回避する機能」があるから。
ただこのままだと一歩も現状を変えることができないわかったため、どうにか気持ちの軌道修正をして進むべき道を目指して歩いていきました。
小さな勇気を積み重ねていく
僕が子どもの頃にも体験していたことですが、大人になるにつれすっかり忘れていたことがあります。
それは「小さなことや些細なことでよいから、逃げずに新しいことへの挑戦を繰り返していくと、小さな自信と勇気を積み重ねることができること」です。
スポーツでも演劇でも同じことがいえますが、きちんと練習を積み重ねていけば、心が重たくなるような不安な気持ちを回避することができます。
コツコツと信用も積み重ねていくことで、やがてそれが大きな信頼に繋がり幅広い活動ができるようになります。
新しいことを始めるときは「ツライな」と感じていたけど、走り続けているとワクワクしてくる。
マラソン選手が感じる、あのランナーズハイのようにワクワクする方向に気持ちが変わっていきました。
ただこれは僕個人のことであり、誰にでも当てはまるわけではありません。
違う人が同じことをやっても、あまり変化はないかもしれません。
しかし、行動しなければ何も変化は生まれません。
いいですか?
焦らなくてもいいから、普段の生活のなかで、ほんの少しでもいいから、新しいことを始めるための勇気のレベルを、少しずつ上げていけばいいのです。
どうすれば新しいことを始めるのに、勇気が出るのか?
自分自身の心に「本当に後悔しないのか?」と問いかけてみることが大切です。
そこで少しでも「これをやらなきゃ、絶対に後悔するかも?」と感じたのであれば、挑戦したほうが後悔しないのです。
誰にでも不安や恐怖はあります。
これは当たり前のことです。
どんな場面でも動じないごく少数の人は除き、その他大勢の人は普段から自分が扱っていないものを使って何かをする場合、誰でも不安に襲われるものです。
優れたマジシャンが1万人の前で失敗したら、プロとしての自信は大きく引き裂かれることになるだろうし、もしかしたら、仕事を失うかもしれないリスクがある。
しかし果敢にも挑戦しそれを成功させたとき、現在よりも多くの仕事のオファーが舞い込んでくるかもしれない。
新しい分野を開拓し、お客さんを現在よりも喜ばすことができるかもしれない。
挑戦した先の結果というものは、当然のことだけど、挑戦しなければ、誰もわからないことなのです。
もしもあなたが「新しいことを始めるのに、挑戦するのに勇気がない」というのなら、自分自身の心にもう一度「本当に後悔しないのか?」と問いかけてみることをオススメしたい。
失敗を恐れない
失敗を恐れていたらいつまでたっても前に進めことはできない。
ただどうしても行動する前に悪いことを考えてしまう人が多い。
失敗したらみんなから笑われてしまうかもしれない。
ガッカリさせてしまうかもしれない。
嫌われてしまうかもしれない。
行動する前から悪い結果ばかり考えてしまうのは、仕方のないことだと思う。
しかしよく考えてほしい。
他人がどうこうしてくれるわけではない。
結局は、自分が行動しなければ現状を変えることなどできないんだ。
開き直りも大切
新人なのに開き直ってもいいのかな?
いやいや、いいんですよ。
ただここでの開き直りは適当にやれではなく、「真剣だけど肩の力を抜いて、リラックスして臨め」ということ。
あのね、失敗してもいいじゃないか。
失敗しても、命を取られるわけではないのだからさ。
新人の頃、そう腹に決めて行動してみたら、案外スムーズに事が運ぶことが多々ありました。
ありのままの状態でいい
アスリートやアーティストなど、大きな舞台に立つ方々でさえ、いざ試合前になると不安になるのだから、あなたが新しいことへ挑戦する際に不安になることはおかしなことではありません。
ただ「なんとかしよう」とか「このままではダメだ」といった焦りの感情は、余計に不安を煽ってしまうのでやめよう。
「不安は誰にでも起こることなのだ」と開き直り、ありのままの自分でいること。
そして、少しでも勇気が出たのなら、新しいことへ挑戦する一歩を踏み出してみよう。