Midjourneyに興味があるけれど、どう始めたら良いかわからない…そんな悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、画像生成AI「Midjourney」の基本的な使い方から応用的なテクニックまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、あなたは以下のことがわかります。
この記事でわかること
- Midjourneyのアカウント登録方法
- プロンプトの書き方と画像生成の基本
- 生成した画像の保存と編集方法
この記事を読めば、あなたもMidjourneyでAIアートを始められます!
この記事でわかること
- Midjourneyの始め方
- 基本的なプロンプトの書き方
- 画像の生成から保存、編集まで
Midjourney(ミッドジャーニー) 使い方|AIアートを始める手順
この見出しのポイント
Midjourneyは、テキストプロンプトから画像を生成するAIプラットフォームです。
まるで魔法のように、あなたの想像力を具現化できます。
Midjourneyとは
Midjourneyとは、テキストで指示を与えるだけで、高品質な画像を生成できる革新的なAIサービスです。
まるで、言葉が絵筆に変わるような体験ができます。
項目 | 説明 |
---|---|
開発元 | 米サンフランシスコのAI研究所 |
リリース時期 | 2022年7月にβ版公開 |
ユーザー数 | 2024年3月時点で約1,900万人 |
特徴 | Discordで利用可能、有料版で商用利用可能、幻想的な画像を生成 |
Midjourneyでできること
Midjourneyでは、風景、人物、抽象画など、様々なジャンルの画像を生成できます。
プロンプト次第で、まるで絵画のような美しいイラストや、写真と見紛うばかりのリアルな画像を創り出すことも可能です。
活用例 | 説明 |
---|---|
プロのデザイン生成 | クオリティの高いデザイン案を素早く作成できる |
ブランドデザイン製作 | 企業のロゴや広告など、ブランドイメージに合ったデザインを生成できる |
キャラクターデザイン | 同じキャラクターで様々な表情や衣装の画像を生成できる |
動画コンテンツ作成 | TikTok動画やクラブのイメージビデオなど、動画制作に役立つ画像を生成できる |
Midjourneyを使うメリット
Midjourneyを使うことで、時間やコストを大幅に削減しながら、高品質な画像を生成できます。
デザインスキルがない方でも、手軽にAIアートを楽しめます。
メリット | 説明 |
---|---|
時間とコストの削減 | プロのデザイナーに依頼するよりも、手軽に高品質な画像を入手できる |
デザインスキル不要 | 特別なスキルがなくても、AIがあなたのイメージを形にする |
クリエイティビティの刺激 | 新しいアイデアやインスピレーションを得られる |
多様な活用方法 | Webサイト、SNS、プレゼンテーションなど、様々なシーンで活用できる |
Midjourneyを始める前の準備
この見出しのポイント
Midjourneyを始める前に、Discordアカウントの作成、Midjourneyへの参加、必要なものと環境を整える必要があります。
これらの準備をすることで、Midjourneyをスムーズに使い始めることが可能です。
Discordアカウントの作成
MidjourneyはDiscord上で利用するため、Discordアカウントが必須です。
もしお持ちでない場合は、Discord公式サイトからアカウントを作成しましょう。
アカウント作成は無料で行えます。
Midjourneyへの参加方法
Discordアカウントを作成したら、Midjourneyの公式サイトにアクセスし、「Join the Beta」をクリックします。
これでMidjourneyのDiscordサーバーに招待されます。
必要なものと環境
Midjourneyを利用するには、Discordが利用できる環境が必要です。
具体的には、インターネット接続されたPCやスマートフォンがあれば問題ありません。
必要なもの | 説明 |
---|---|
Discordアカウント | Midjourneyを利用するために必須 |
PCまたはスマートフォン | Discordが利用できるデバイス |
インターネット環境 | Discordに接続するための安定したネットワーク環境 |
Midjourneyの基本的な使い方
この見出しのポイント
Midjourneyは、テキストプロンプトから画像を生成するAIプラットフォームです。
創造性を刺激し、誰でも簡単に高品質な画像を生成できるのが特徴です。
プロンプトの書き方
プロンプトとは、Midjourneyにどのような画像を生成してほしいかを伝えるための指示文です。
効果的なプロンプトを作成することで、イメージ通りの画像を生成できます。
プロンプトを作成する際は、以下の要素を意識しましょう。
要素 | 説明 | 例 |
---|---|---|
被写体 | 画像の中心となるオブジェクトや人物 | 猫、風景、ポートレート |
スタイル | 画像の雰囲気や画風 | 写実的、印象派、アニメ |
環境 | 被写体を取り巻く背景や状況 | 夕焼けの海岸、未来都市、森の中 |
構図 | 画像全体のレイアウトや視点 | 全身、クローズアップ、パノラマ |
品質 | 画像の細かさや解像度 | 高解像度、詳細、リアル |
これらの要素を組み合わせることで、より具体的でイメージに近い画像を生成できます。
「/imagine」コマンドに続けてプロンプトを入力し、Midjourneyに指示を出しましょう。
画像生成の実行方法
Midjourneyで画像を生成する方法は簡単です。
まず、MidjourneyのDiscordサーバーに参加し、いずれかの「#newbies」チャンネルを選択します。
次に、チャット欄に「/imagine」と入力し、続けて生成したい画像のプロンプトを入力します。
例えば、「/imagine a cat sitting on a window sill, realistic style」と入力すると、窓辺に座る猫のリアルな画像が生成されます。
プロンプトの入力後、Midjourneyは自動的に画像を生成し、数分以内に4つの候補が表示されます。
生成された画像の保存方法
Midjourneyで生成された画像は、簡単に保存できます。
生成された4つの画像の下には、「U1」「U2」「U3」「U4」と「V1」「V2」「V3」「V4」のボタンがあります。
「U」はアップスケール(高解像度化)の略で、気に入った画像のボタンを押すと、その画像が拡大表示されます。
拡大表示された画像を右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択すると、画像をPCやスマートフォンに保存できます。
画像の編集と加工
Midjourneyで生成された画像は、さらに編集や加工を加えることができます。
生成された画像の候補の下にある「V1」「V2」「V3」「V4」ボタンは、バリエーション作成のボタンです。
これらのボタンを押すと、選択した画像と似た別のバリエーションが生成されます。
また、Midjourney以外の画像編集ソフトを使用することで、色の調整やトリミング、フィルターの追加など、より高度な編集も可能です。
Adobe PhotoshopやGIMPなどのソフトウェアを活用し、さらにクオリティを高めてみましょう。
Midjourneyの応用的な使い方
Midjourneyをさらに使いこなすための応用的なテクニックを解説します。
基本的な使い方に慣れたら、これらの応用的な使い方をマスターして、より創造的なAIアート作品を作りましょう。
パラメータの活用
Midjourneyのパラメータは、画像の生成方法を細かく調整できる便利な機能です。
パラメータを活用することで、イメージ通りの画像を生成しやすくなります。
パラメータ | 説明 |
---|---|
–ar <比率> | 生成する画像の縦横比を指定します。例えば、–ar 16:9はワイドスクリーン、–ar 1:1は正方形の画像を生成します。 |
–chaos <数値> | 生成される画像のバリエーションの幅を指定します。数値が大きいほど、より多様な画像が生成されます。 |
–quality <数値> | 画像の生成品質を指定します。数値が高いほど、より高品質な画像が生成されますが、生成時間も長くなります。 |
–style <数値> | スタイルパラメータは、Midjourney V6で導入された機能です。–style rawと指定することで、Midjourneyの美的処理を減らし、プロンプトにより忠実な画像が生成されます。数値が高いほど、Midjourneyのデフォルトスタイルが適用されます。 |
スタイルの指定
Midjourneyでは、特定のスタイルを指定して画像を生成できます。
様々なスタイルを試すことで、表現の幅が広がります。
スタイル | 説明 |
---|---|
–niji | アニメ調の画像を生成する際に使用します。 |
–version <1-6> | 使用するMidjourneyのバージョンを指定します。新しいバージョンほど、高品質な画像を生成できます。 |
写真のようなリアルな表現 | “realistic”, “photorealistic”, “high resolution”などのキーワードを使用します。 |
特定のアーティストのスタイル | “in the style of [アーティスト名]”と指定することで、特定のアーティストの作風を模倣した画像を生成できます。 例えば、ゴッホ風の画像なら “in the style of Vincent van Gogh”と入力します。 |
テクニックの応用
プロンプトを工夫することで、より複雑で面白い画像を生成できます。
様々なテクニックを組み合わせて、オリジナルの表現を追求しましょう。
テクニック | 説明 |
---|---|
マルチプロンプト | プロンプトを「::」で区切ることで、複数の要素を組み合わせて画像を生成できます。 |
プロンプトの重み付け | マルチプロンプトと組み合わせて、各要素の重要度を調整できます。例えば、「cat::2 dog::1」と指定すると、猫の要素が犬よりも強く反映されます。 |
イメージプロンプト | 画像をプロンプトとして使用することで、既存の画像をベースにした画像を生成できます。 |
テキストプロンプトとイメージプロンプトの組み合わせ | テキストと画像を組み合わせることで、より詳細な指示を与えることができます。 |
V6の活用
Midjourney V6は、より自然でリアルな画像を生成できる最新バージョンです。
V6の機能を活用することで、表現の幅がさらに広がります。
V6の活用ポイント | 説明 |
---|---|
正確なプロンプト | V6は、プロンプトの指示に忠実な画像を生成します。より具体的に記述することが重要です。 |
スタイルパラメータ | –style rawを使用することで、Midjourneyの美的処理を減らし、プロンプトに忠実な画像を生成できます。 |
テキストの描画 | V6では、画像にテキストを自然に描画できます。 |
ディテールの向上 | V6は、細部の表現が大幅に向上しています。よりリアルで高品質な画像を生成できます。 |
Midjourneyの応用的な使い方をマスターすれば、あなたの想像力を最大限に引き出すAIアート作品を創作できます。
これらのテクニックを参考に、Midjourneyの世界をさらに深く探求してみましょう。
Midjourneyをさらに楽しむために
この見出しのポイント
Midjourneyをより深く理解し、使いこなすことで、AIアートの可能性を最大限に引き出せます。
次は、さらにMidjourneyを楽しむための方法を紹介します。
公式ドキュメントを読む
Midjourneyの機能を網羅的に理解するには、公式ドキュメントを読むのが一番です。
公式ドキュメントは英語で記述されていますが、翻訳ツールを活用することで、詳細な情報を日本語で把握できます。
項目 | 説明 |
---|---|
内容 | Midjourneyの機能、パラメータ、プロンプトの記述方法など |
言語 | 英語 |
アクセス方法 | Midjourney公式サイト |
おすすめポイント | 最新の情報や詳細な説明が掲載されている点 |
公式ドキュメントを読むことで、Midjourneyの理解を深め、より高度な画像生成に挑戦できます。
コミュニティに参加する
Midjourneyのコミュニティは、Discordを中心に活発に活動しています。
他のユーザーの作品を参考にしたり、情報交換をすることで、新たな発見やインスピレーションを得られます。
項目 | 説明 |
---|---|
プラットフォーム | Discord |
参加方法 | Midjourneyの公式サイトからDiscordサーバーに参加 |
活動内容 | 作品の共有、情報交換、質問、イベントなど |
おすすめポイント | 他のユーザーとの交流を通じて、スキルアップやインスピレーションを得られる点 |
コミュニティに参加することで、Midjourneyの知識やスキルを向上させるとともに、創造性を刺激されます。
他のAIツールとの連携
Midjourneyは単体でも非常に強力なツールですが、他のAIツールと組み合わせることで、さらに創造の幅が広がります。
例えば、ChatGPTで生成したプロンプトをMidjourneyに入力したり、Stable Diffusionで生成した画像をMidjourneyで加工したりすることができます。
連携ツール | 連携内容 |
---|---|
ChatGPT | プロンプトの生成 |
Stable Diffusion | 画像の加工、補正 |
Adobe Photoshop | 画像の編集、合成 |
DALL-E 2 | 画像の生成、バリエーション作成 |
Google Colab | AIモデルの学習、カスタマイズ |
他のAIツールとの連携によって、Midjourneyの可能性はさらに広がります。
デザインの仕事に活用する
Midjourneyは、広告、Webデザイン、イラストレーションなど、様々なデザインの仕事に活用できます。
例えば、クライアントの要望に合わせてMidjourneyで画像を生成し、それをベースにデザインを制作することができます。
分野 | 活用例 |
---|---|
広告 | 広告素材の生成 |
Webデザイン | Webサイトのバナー、背景画像の生成 |
イラストレーション | 書籍、雑誌、ゲームのイラスト制作 |
アパレル | テキスタイルデザインの制作 |
建築 | 建築パースの作成 |
Midjourneyをデザインの仕事に活用することで、作業効率を向上させ、より魅力的なデザインを制作できます。
よくある質問(FAQ)
- Midjourneyを始めるのに必要なものはありますか?
-
Midjourneyを始めるには、Discordのアカウントとインターネットに接続できるパソコンやスマートフォンが必要です。Discordのアカウントは無料で作成できます。
- Midjourneyの料金プランについて教えてください。
-
Midjourneyは有料プランのみを提供しており、Basic、Standard、Pro、Megaの4つのプランがあります。各プランで利用できるGPUの時間が異なり、Standard以上のプランではRelax GPUも利用できます。
- Midjourneyで生成した画像を商用利用できますか?
-
はい、有料プランで生成した画像は商用利用可能です。ただし、既存の著作物を模倣した画像の商用利用は避けるようにしてください。
- Midjourneyのプロンプトは日本語で入力できますか?
-
いいえ、Midjourneyのプロンプトは英語のみに対応しています。日本語で指示したい場合は、翻訳ツールを利用して英語に変換する必要があります。
- Discord版とWeb版のMidjourneyでは何が違いますか?
-
Web版は画像生成履歴の一元化や大量の画像生成に向いていますが、プロンプトの保存ができません。Discord版はプロンプトのコピーや多様な機能がありますが、大量生成には不向きです。
- Midjourneyを使いこなすコツはありますか?
-
ChatGPTにプロンプトを生成させたり、ズームアウト機能やマルチプロンプトなどを活用すると、よりイメージに近い画像を生成できます。また、パラメータを使って画像の縦横比や生成速度を調整することも可能です。
まとめ
Midjourneyは、テキストプロンプトから高品質な画像を生成できる革新的なAIプラットフォームです。
この記事では、Midjourneyの始め方から応用的な使い方、さらに楽しむための方法までを解説します。
この記事のポイント
- Midjourneyのアカウント登録方法とDiscordへの参加
- 基本的なプロンプトの書き方と画像生成の実行方法
- 応用的なパラメータの活用とV6の活用
- 他のAIツールとの連携やデザインの仕事への活用
この記事を参考に、Midjourneyの世界を深く探求して、あなた自身のAIアート作品を創作してみましょう。
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