ウラジオストクの行き方はとても簡単。
日本からは約2時間のフライトで気軽にヨーロッパを旅することができます。
ウラジオストクの行き方を説明するまえに、船で行くのか飛行機で行くのか、あるいは韓国経由なのか、その選択方法により違いがありますが、今回は日本から飛行機を使ってウラジオストクまでの行き方をご説明します。
目次
ウラジオストクへの行き方(飛行機)
日本からですと、札幌新千歳、成田空港、関西空港からの3路線から空路でウラジオストクまで行くことができます。
これまでは成田や関空ですと”S7″や”オーロラ航空”、新千歳は”ウラル航空”というように、ロシアの航空会社のみ就航していたのですが、2020年からは、成田からJALやANAといった日本の航空会社も路線が開始されるようです。
今回は成田空港、そして、新千歳空港からロシア・ウラジオストクへの行き方をご説明します。
成田空港からウラジオストク空港までの行き方
成田空港を利用してウラジオストク空港へ向かわれる方、使用する航空会社によってターミナルが違います。
僕は今回s7航空(エスセブン航空)という、緑の機体が特徴的なロシア国内便では最大の航空会社を利用しました。
こちらのs7航空はJALと提携している会社でもあります。
その他にもオーロラ航空が就航してますが、こちらは第一ターミナルです。
s7航空のホームページから直接チケットの予約をする方法もありますが、ロシア語と英語、中国語にして対応していないため、初めて旅行する方のなかには不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。
ロシア語、英語、、大丈夫かな?
心配な方はネットの旅行代理店を賢く利用しましょう。
僕はよくエアトリを利用していますが、格安航空券と格安ホテルを同時に検索して調べることができるのでとても便利。
ホテルと飛行機チケットをエアトリで予約して、妻と2人の3泊4日の旅行で、約16万円。
他にもウラジオストク専門の旅行会社が数社あり、現地でのガイドなど諸々のオプションをつけると約30万くらいの見積もりが返ってきたので、すべて自分で予約して現地案内ナシで行くことにしました。
成田空港第2ターミナル 3階 Rカウンターへ行く
成田空港に到着したら、まずは第2ターミナル3階のRカウンターに行きましょう。
ルーブルへ両替する方はここでされても良いかと思いますが、現地で両替したほうがお得なので、移動費と到着時の晩御飯代くらいにしておきましょう。
日本円を少額、ルーブルへ両替する理由ですが、ウラジオストク空港へ到着するのは夜なので、手持ちのお金がないと移動手段がとれないからです。
目安として、1万円分くらい両替しておけば安心です。
ウラジオストク空港内でもATMがありますが、VISAかマスターカードでなければキャッシングできません。
- タクシー移動の方は1500ルーブル
- バス移動の方は500ルーブル
- 現地でご飯2000ルーブルくらい(レストラン)
s7航空成田発ウラジオストク行きの出発時刻は15時40分。
その3時間前、12時40分頃にチェックインカウンターが開きますので手続きを済ませましょう(ウラジオストク空港から成田空港へ戻るときは2時間前にカウンターが開きます)
エアトリから予約した場合、チェックインカウンターで必要だったものは、「eチケットお客様控え」、「パスポート」、「電子ビザを印刷した紙」の3点です。
これは基本、どこで予約しても変わりはないので、準備しておきましょう。
日本出国手続き
顔写真があるページを開いて、このように置きます。
日本国籍者の場合、成田空港では専用の台の画面にパスポートを置いて、正面のカメラに向かって数秒立つだけでOKなので、とても楽です。ほんと、時間にして10秒くらいで出国手続き完了です!チケットに記載されているs7の搭乗口まで行きましょう!
s7搭乗口付近で待機
チケットに記載されている搭乗口で待機しましょう。
時間がある場合は、付近のお土産屋さんを探索するのも良いですよ。
ただチケットに記載されている「BOARD TILL」の時間(15 : 20 )までには必ず戻ってきましょう。
乗客のほどんどがロシア人。旅行客は1割くらいです。
帰りを急いでいるのか、みなさん勢いよく乗り込んでいくので、搭乗時間が割と早い傾向があります。
付近に誰もいない場合、最悪「もう誰もいない」と判断され問答無用で出発されてしまう恐れがあります(空港の係の人は日本人がほとんどですが、パイロット含め機内係はすべてロシア人です)時間は厳守で行動しましょう!
s7機内のようす
機内食のサンドイッチ。
チキンとチーズのどちらかを選べます。
ドリンクもアップルジュースやトマトジュース、水、コーヒーがありました。
事前に調べた情報では、「サンドイッチが美味しくない」との感想がありましたが、僕は割と好きな味でしたよ。この辺りは好みにもよるよね。
ウラジオストクとの時差は約1時間。
日本時間の15時40分に出発して、ウラジオストクに到着するのが19時05分。
僕のときは19時ジャストに到着しました。
エコノミーの座席幅はこんな感じです。
日本のLCCよりも少し広い感じでしょうか。
スカイマークの幅と同じくらいな感覚です。
前方2列が2シートでビジネス席。
残りはすべてエコノミー席です。
約2時間くらいのフライトなので、エコノミーでも十分です!
トイレは一番後ろに2つあります。
ただし、たくさん人が利用すればするほど、なぜか便座が濡れているので、座る方は除菌シートが必須ですよ!
新千歳空港からウラジオストクまでの行き方
新千歳空港からウラジオストクへの行き方は、ウラル航空を使っての移動となります。
2019年8月現在、出発が16:30、ウラジオ到着が19:40と、2月に訪露した際とは時刻が変わっています。
チェックインカウンターの場所ですが、成田のように広くはないため、国際線ビル3階まで行き、案内看板を確認すればすぐにわかります。
ウラル航空の機内
S7と比較しても、非常に狭いです。
体の大きいロシアの男性は、とても窮屈そうにしていました。
ドリンクサービス、軽食もありません。
一番前のシート3列がビジネスシートです。
広さはJALのJクラスほどでした。
ウラジオストク国際空港
さあ、無事にウラジオストクへとやってまいりました。
ここからはロシア・ウラジオストクへの入国審査があります。
機内を出て通路を歩いていくと、その先に入国審査ゲートがあります。
こちらが入国審査ゲート。
ここをクリアすれば、あとは手荷物を受け取って終わりです。
手順を説明します。
- 向かって右から3つ目までのゲートに並ぶ。
- 前の人が入国パスしたら、今度はあなたがゲート内に入る
- パスポート、印刷した電子ビザを審査官に渡す
- キョロキョロせず、審査官をみて立つ
- 審査官から「入出国のカード(紙)」「パスポート」「印刷した電子ビザ」を受け取る
- ゲート出る
これで終わりです。
他の国のように、その国の入国カードを書く必要はありません。
すべて入国審査官の方がやってくれる(発行してくれる)ので便利です!
ウラジオストク空港内
手荷物を受け取り、晴れてロシア・ウラジオストクへと入国しました!
お疲れ様です!
新千歳発・成田発ともに出発が遅いため、なんだかんだやってるうちに時刻は20時くらいになります。
ここからウラジオストク市内に移動するのですが、アエロエクスプレスは17時で終わりなので、基本、この時間に到着した場合は「タクシー」か「バス」か、の2択になります。
ここから先の移動方法については、次の記事で詳しくご紹介しますね!





























